赤井秀一は「赤と黒のクラッシュ」で、黒の組織の一員、キールこと水無怜奈により
「まさか、ここまでとはな」
と言葉を残し、銃殺されました。
しかし赤井は「緋色シリーズ」で復活を遂げます。
そしてその復活とともに、まさかここまでとはなの本当の意味が明かされます。
今回の記事では、
赤井が殺害される前「まさか、ここまでとはな」と発言した意味
また、どのような場面で言ったのか説明していきます。
赤井秀一が「まさかここまでとはな」と言ったのは 何話?
赤井秀一のこの言葉が出たのは、
・コミック56巻file7~59巻file1
・アニメ491話から504話
「赤と黒のクラッシュ」シリーズです。
赤井秀一が死んだとされるのがアニメ504話「赤と黒のクラッシュ 殉職」
黒の組織の一員、キールこと水無怜奈に呼び出された、FBI捜査官赤井秀一は、来葉峠に呼び出されます。
水無怜奈の目的は組織のボスから命じられた、赤井の暗殺で彼は水無に肺を撃ち抜かれます。
さらに監視役としてカメラ越しに見ていたジンから、頭部を打ち抜くよう命令されます。
そして頭に銃口を向けられた時につぶやいたのがこの言葉です。
赤井秀一の「まさかここまでとはな」の意味とは?
状況を考えれば、このような形で死んでしまうことを嘆いた言葉と取れます。
世界的大女優の顔を持つベルモットにも、記録されていた赤井の殺害動画のこのセリフを聞き「演技ではなく心の底から出た言葉」だと断言させています。
しかし赤井の死がフェイクだと確信していた
バーボンこと安室透によって
この言葉の真意は別のところにあると判明します。
「まさかここまでとはな」の真意がわかる場面は?
コミック84~85巻FILE895「緋色シリーズ」で判明します。
赤井の死に疑問を抱いていた安室は、赤井扮する、大学院生の沖矢昴のもとへ赤井の正体や偽装死について問い詰めます。
沖矢「『まさかここまでとはな』ですか。 私には自分の不運を嘆いているようにしか聞こえませんが」
安室「ええ、当たり前にとらえるとね。だがこれにある言葉を加えると、、、その意味は一変する」
「まさかここまで…読んでいたとはな」
安室「そう、計画を企てたある少年を、賞賛する言葉だったわけですよ」
このシリーズで、赤井の生存が判明すると共に、「まさか、ここまでとはな」の真の意味が判明しました。
「まさかここまでとはな」とは、赤井が死んだと思わせる計画がコナンの予想通りに進んでいることに対する賞賛だったのです。
コナンの企てた計画とは?
ノック(潜入捜査官)と疑われた水無怜奈(キール)は、ジンに赤井の殺害を命じられます。
しかし、潜入捜査官がいないFBIは水無を組織に再び潜入させるために水無の疑いを晴らさなくてはなりません。そこでコナンが考えたのは赤井の偽装死です。
そして水無が赤井の肺を撃った後、突然ジンに赤井の頭も撃つように言われます。
コナンは組織(ジン)がとどめを刺すために、赤井の頭も撃つように命令するだろうと予測していました。そこで赤井の頭のニット帽に血のりを仕込み、水無には空砲を持たせてありました。
そしてこのようにジン達を欺き赤井の偽装死を成功させることになりました。
偽装死のトリックは?
ジン達を欺いた偽装死のトリックとはFBIに追われ自殺した組織のメンバー楠田陸道の入れ替えた、死体入れ替えトリックです。
赤井秀一が生前コナンの携帯を触った現場を見られており、その指紋と焼死体の指紋が一致したため、日本警察が赤井秀一の死亡を確認しました。
しかし赤井は、コナンの携帯を触る際に自分の指をコーティングしており、実際にコナンの携帯についていた指紋は赤井の前にコナンの携帯に触っていた、楠田のものでした。
そして偽装工作を知らない日本警察やFBIはその遺体を赤井と断定しました。
このようにコナンの考えた通りに計画が進み、目の前で赤井の言葉を聞いていた水無も、「私も驚いたわ…こんなに、うまく…いくなんて」
と発言しています。
水無が赤井の偽装死の作戦に共同しているので、赤井同様にコナンのこと賞賛しているのと考えられます。
赤井秀一とは誰?
FBI捜査官の一人で、実質的エース
年齢は32歳。 日本人の父と、イギリス人の母を持つハーフです。
作中では、高い推理力、捜査手腕、身体能力、格闘能力、正確な狙撃力をみることができます。
そんな彼は、世界中で暗躍する謎の犯罪組織である「黒の組織」に対抗できるFBIの切り札であり、組織のボスからは唯一オオカミ人間を倒すことができる白銀の弾丸になぞらえ、「シルバーブレット」として恐れられています。
しかし、赤井は来葉峠において死んだこととなっているので、沖矢昴として工藤邸に潜伏しています。
沖矢昴の正体は組織に悟られないようにFBIの仲間にも内密にしていましたが、組織との紛争が激化してきた為、仲間には生存を明かし組織壊滅の為活動しています。
まとめ
赤井秀一が「まさかここまでとはな」と発言するのは
・コミック56巻 FILE7~59巻FILE1
・アニメ491話から504話
「赤と黒のクラッシュ」シリーズ
・「まさかここまでとはな」の本当の意味は、コミック84~85 FILE895「緋色シリーズ」組織の一員、バーボンこと安室透によって明かされます。
・「まさかここまでとはな」の本当の意味は「まさかここまで、、、、読んででいたとはな」
赤井が死んだと思わせる計画が、コナンの予想通りに進んでいることに対する賞賛の言葉でした!
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